2008年04月28日

【幕末】有村兄弟の母

64d1e86b.jpg昨日の九州歴史街道ものがたりより。

有村兄弟は幕末にいち早く勤王の志士として活躍した有村治左衛門と雄助が有名です。

長男:俊斎、次男:雄助、三男:有村治左衛門です。

有村治左衛門は、桜田門外の変では水戸浪士等の中でただ1人の薩摩藩出身であり、井伊直弼の首級を挙げた後、切腹。

戦場では一番槍が最も名誉あるものだそうです。関ヶ原での積年の恨みを果たしたということもあって、薩摩の人たちはどれほど狂喜したことでしょう。実際、治左衛門死後も評判がよかったらしいです。

雄助は京都にいて、やはり勤王の活動をしており、藩命により切腹。

俊斎は後の海江田信義で、久光側近です。

有村兄弟の母は幕末の倒幕運動の先駆けとなった桜田門外の変前後で二人亡くしています。その心境がよくでているものが残されていました。

母の「雄雄しくも 君に仕うるもののふの
母てふものは
あはれなりけり」という歌が印象的です。

昨年の黎明館であった展示会でも実物の手紙を展示してありました。

大河ドラマの篤姫でどこまで描かれるか楽しみです。

写真は桜田門外の変で暗殺された井伊直弼。


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