2006年08月17日

戦国島津ゆかりの地めぐりの旅〜島津歳久巡礼の旅編〜

明日、心岳寺祭があります。残念ながら明日は仕事ですし、台風で大雨かもしれません。そう思っているうちに、昼から都合がついたので、島津歳久ゆかりの地を巡る巡礼の旅をすることにしました。

明日の準備を平松神社でもしてました。会場になるのでしょう。台風が大量の雨を降らすらしいので中止かもしれません。各地で被害がでないことを祈るばかりです。 今回は吉野→重富→帖佐→加治木→蒲生→吉田→吉野というコースでした。 ほぼ一周した形になります。今まで行ったところが多かったのですが、多少新しい発見もありました。

【コース】

市内→ 福昌寺(島津歳久墓地) → 我が家墓 → 心岳寺跡(島津歳久自害) → 御石山(歳久遺体洗体) → 平松城跡・岩剣城跡(歳久奮戦の地、車窓) → 越前島津家墓地(断念) → 島津忠将供養塔 → 総禅寺跡(歳久墓所跡) → 加治木郷土館 → 島津義弘薨去跡(車窓) → 蒲生城跡(車窓) → 吉田松尾城跡(歳久領主、歳久鎮魂碑) → 帯迫鎮守神社(歳久慰霊碑) → 駄馬落の碑 → 森有礼生誕地 → 春日神社 → 大竜寺跡・内城跡 → 鶴丸城跡(県立図書館) → 自宅とまあこんな具合です。

 



【福昌寺跡】

福昌寺跡

福昌寺跡島津歳久墓

福昌寺跡島津義弘墓

左 福昌寺跡石碑

中 島津歳久墓

右 島津義弘墓

前回きたときはあまり、歳久には思い入れがなかったので見逃していました。当主ではありませんが、義久の後奥のほうに見えます。真ん中にかろうじて、「心岳」と読めました。

桜島

ちょうど鳥越トンネルを抜けて磯庭園前の信号待ちで櫻島がみえました。

 

 

【心岳寺跡(平松神社)】→前回参照

【重富 御石山】

ここは今回、1、2を争うほどの見つけにくさでした。姶良民族歴史資料館の方に地図をもらって自信があったのですが、無理でした。たまたま地元の方がいらっしゃったので教えていただきました。途中まではいけるのですが、狭い道になるので要注意です。加治木方面からくると、ちょうど重富バス停留所のところを左に入ります。狭いので要注意。そこをそのまま道なりにいくと、右手に兵主神社(八坂神社)があります。

兵主神社(八坂神社)

その前に車を止めるスペースがありましたので、そこにとめてグランドに向かって左の細い道を歩いて数分。

 

 

重富 御石山重富 御石山2重富 御石山3重富 御石山4

すると、ちょっとした角に石が固まって積まれてるます。そこが御石山です。竜ヶ水で自害した歳久の遺体はここまで運ばれてきて、この周囲の井戸水で体を清められたそうです。首級は肥前名護屋城の秀吉のもとへ運ばれ、胴体は後述する帖佐、総禅寺跡に当初埋葬されました。住民がここに石を積み上げたそうです。

【島津忠将供養塔】

帖佐 島津忠将供養塔

こちらも同じく、探し出すのに苦労しました。何度も帖佐駅周辺を車でグルグル回ってましたが、案内板すらありません。早速姶良歴史民族資料館の方のお力を借りることに。電話で説明を受けると、なんとか探し出せましたが、なんせ草がボウボウ。指定されていない史跡なので、手入れが行き届いていません。見る影もありません。次回行くときは、草が枯れた頃を見計らっていこうと思います。アクセスの仕方ですが、帖佐駅から国道に向かって歩いていくと、右手に「そうしん」が見えてきます。そうしんの駐車場の一本手前の筋を右に行きます。すると、砂利道だったり、個人の駐車場なんですが、そこを10mほど歩いて真正面に見えてくるこんもりした丘のようなものが、供養塔です。写真でも説明入れないと自分でもわからないぐらい、草に溶け込んでしまっています。文化財に認定されるべきの代物だと思います。場所的には帖佐駅の通りなので、祭りとかすればいいのに。

【総禅寺跡】

総禅寺跡 島津歳久墓跡

島津歳久胴体埋葬跡地碑こちらは前回の時夕方暗くなってましたので見つけられなかった場所です。忠将供養塔の位置確認するときに、姶良歴史民族資料館の方に質問してましたので比較的分かりやすかったです。でも、最初に行った方はたぶん、見つけられないかも。帖佐小学校のほうから歩いてくると、総禅寺跡は真正面にあります。そして、左奥のほうに季久、朝久、御屋地様の墓地があります。そのやはり左の少し手前のほうに、島津金吾歳久胴体埋葬地跡という比較的新しい御影石が立ってます。その奥にこのアーチ型の石と、その奥に由来を記した墓標のようなものがあります。墓標にツタが絡まっており、ここまでにくるまでも藪が深かったので草を踏みつけて写真撮影に臨みました。

さきほど、御石山で説明した総禅寺跡の島津歳久墓所跡です。墓の跡っていうだけあって、今はここはカラッポですが、御石山で清められた胴体がこちらに埋葬されました。首は京都に埋葬されたそうです。二百数十年後、ようやく首と胴体が一緒に心岳寺跡に埋葬されることになりました。

【加治木町役場】

加治木町役場 くも合戦の図パンフレットをもらうために行きました。3階まで階段で上がらないといけないというのと、玄関先においていないというのが残念でした。当然、平日職員がいないともらえないということでは、観光に生かせないと思うんです。せっかく立派なパンフレットを作ってくださっているのに、惜しいことです。途中くも合戦で興じる義弘を思わせる人物の絵画がありました。

【加治木町郷土館】

平日でないと開館してなかった気がします。こちらで木製の島津義弘の坐像があると聞いたのですが、どうやら違うようです。以前は二体作られたそうなのですが、一体は妙円寺、もう一体は加治木の某寺です。ずいぶん昔に行方不明になってしまったようです。徳重神社に祭られている坐像はあまりにも新しすぎるので、本物かどうかは不明です。こちらには石碑にお詳しい学芸員の先生がいらっしゃるそうですので、いろいろとお聞きしたい方はどうぞ。陣ヶ平へは現在いけないそうです。鳳山軒は看板だけ残っているそうです。鳳山軒をパンフレットでみたのですが、ここ加治木町郷土館の庭先で撮影したらしいということでした。黒川岬に行くと、石灯篭がありますがその近くに昔は鳳山軒という庵があり、第18代島津家久もたびたび足を運んでは歌を作ったそうです。

そして、 「浪のおりかくる 錦は磯山の 梢にさらす 花の色かな」 という歌が錦江湾の名称の起こりだと伝えられています。実は私は錦江湾高校出身ですので、自分の高校に誇りを持てるエピソードだと思いました。

【吉田松尾城跡 大手口】

吉田松尾城大手口 島津歳久碑島津歳久が領主だった松尾城跡です。歳久が亡くなったときにここに霊魂が飛んできたという伝承もあることから、鎮魂碑がつくられたのではないかとのことでした。蒲生城もものすごい砦でしたが、こちらも断崖絶壁の砦で守られています。歩いていけば、上のほうまでいけそうでした。今回も水を入れ替えました。

 

【帯迫鎮守神社】

吉野帯迫鎮守神社バス停より概観吉野帯迫鎮守神社 井戸?

今回、島津歳久巡礼の旅で最後のトリを飾ったのは、前回行った吉野の帯迫鎮守神社でした。井戸が近くにあるという情報があったのですが、私が見る限りはただの手水鉢じゃないかと思うものしか見つけられませんでした。また資料をあさくってみたいと思います。情報がありましたら、コメントのところにカキコミお願いします。

 

【春日神社】

春日神社

春日神社軍港跡

春日町にある春日神社は戦国時代のころは軍港だったそうです。ここのほかにも軍港として使われたところはあると思うのですが、ちょっと分かりません。川内の久見崎は朝鮮出兵のときに使われたようです。歳久征伐のときは、まだ磯街道は作られていませんので(明治5年の明治天皇行幸のときに、作られたそうです)、海からも攻めたと思います。そのときにひょっとしたら、義久軍はここから出港したかもしれません。

道路を挟んで正面には、森有礼生誕地があります。

【内城・大竜寺跡】

内城・大竜寺跡 手水鉢・榎・庭石内城・大竜寺跡 手水鉢・榎・庭石2

現在は大竜小学校になってます。写真は、大竜小学校の校庭内にありますので撮影の際には許可をもらって入ってください。

校庭内には手水鉢、榎、庭石などがその史跡として残されています。

 

西郷隆盛ゆかりの地めぐりの旅編もあります。しばしお待ちを。

かごしまにあ観光 戦国島津ゆかりの地めぐりの旅



john96pierre at 22:00│Comments(1)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 戦国島津ゆかりの地 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by 帖佐英朗   2008年05月22日 10:02
始めましてこんにちは。

帖佐英朗と申します


唐突で申し訳御座いませんが、最近自分のルーツについて考える時間が多くなっています。

父方は帖佐、母方は黒木。

僕の調べた結果、西郷さんは黒木の流れ、島津義弘は帖佐の流れと分かりました。

現代日本おいて、こういう類の事が分かったからって、頭に乗るつもりは到底ございませんが、これからも色々調べていきたいと想ってます。

ブログこれからも頑張って下さい。

しつこいぐらいに拝見させて頂きたいと想ってます。

それでは。

何時の日か直接お会いしてお話しが出来ると良いですね。

帖佐英朗

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

twitter
スポンサードリンク
カウンター
Categories
楽天で探す
楽天市場

Archives
livedoor 天気